地震に備えましょう

 いつ起きてもおかしくない災害について知識を深め、それに対処する準備が大切です。
 いざ大地震が起こったら、一瞬の判断が生死を分けることもあります。
 日頃から頭の中でシュミレーションして、実際に起こったときに慌てず冷静に行動できるようにしましょう。

地震発生時の時間経過別行動

地震発生とにかく自分の身を守りましょう大きな揺れを感じたり、緊急地震速報を受けたら、姿勢を低くし、頭を守り、揺れがおさまるまで待ちましょう。
2~5分経過しっかり火の始末をし、火災を防止しましょう大揺れがおさまったら、台所やストーブなど火の始末をしましょう。避難する時は電気のブレーカーを下ろし、ガスの元栓を閉めましょう。
5~10分経過わが家の安全を確認・確保しましょう火の始末をしたら、家族の身の安全を確認、確保し、災害情報(避難情報)を入手しましょう。また、避難可能な出口も確保しましょう。
10分~半日隣近所の安否を確認するなど、助け合いましょう家の外に出ることができたら、家具の下敷きになった人の救出や、消火活動を隣近所で協力して行いましょう。
半日~数日間ライフラインが復旧(救援物資が到着)するまでの数日間は自分でしのげるようにしましょう地震発生後の数日間は、水、食料に加え、電気などの供給が途絶える可能性があります。復旧(救援物資が到着)するまでの間をしのげるように、日頃から準備していた備蓄品等を活用しましょう。

備蓄品及び持ち出し品一覧

  • 飲料水、食料品(米、パン、缶詰、ビスケット、粉ミルクなど)
  • 懐中電灯、ろうそく
  • 電池
  • ガスコンロ
  • ストーブ、灯油
  • 毛布、カイロ
  • ティッシュ、トイレットペーパー
  • マスク(無い場合は鼻や口を覆うハンカチ等)
  • アルコール消毒液(無い場合はウェットティッシュ等)
  • 救急箱、体温計
  • 免許証、保険証、印鑑
  • 衣類
  • 生理用品、紙おむつ
  • お薬手帳
  • モバイルバッテリー
  • 10円玉を多く用意しておく(公衆電話は災害時に優先的につながるため) など

ローリングストックについて

 備蓄専用の保存食なども大切ですが、普段から少し多めに食料品や日用品を買っておき、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の備蓄を自宅に確保しておくことをローリングストックといいます。
 日常生活の中に、非常備蓄を上手に組み込みましょう。
 他にも、家族で避難方法や避難場所、連絡方法などについて話し合い、離れ離れの場合でも、どのようなことに注意すればよいか話し合うことも大切です。
 以上のことに気を付け、いつ起こるか分からない災害に備えましょう。