ゼロカーボンシティ宣言

 別海町は、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指します

 近年、気候変動が一因と考えられる異常気象が世界各地で発生しており、我が国においても、平均気温の上昇、大雨、台風等による被害、農作物や生態系への影響等が観測されています。
 気候システムの多くの変化は、地球温暖化の進行に直接関係して拡大するとされており、今後、気象災害の更なる頻発化、激甚化などが予測されています。
 そのため、地球温暖化を抑えることが極めて重要であるとして、国は2022年10月に、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現」を目指すことを宣言しました。
 こうした状況を踏まえ、別海町においても、2023年3月、「2023年度行政執行方針」において、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする目標に向けて更なる取組を推進するため、「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。
 カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向け、町民・団体・事業者の皆様の協力をいただきながら、「別海町地球温暖化対策実行計画」等に基づき効果的な取組を推進していきます。
 

ゼロカーボンシティとは

 環境省では、「2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロ(※)にすることを目指す旨を首町自らが又は地方自治体として公表した地方自治体」をゼロカーボンシティとしています。

  ※ 実質排出量ゼロとは
   二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの人為的な発生源による「排出量」 から、植林、森林管理などによる
  「吸収量」 を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。
(出典)環境省「脱炭素ポータル」カーボンニュートラルとは

(出典)環境省「脱炭素ポータル」カーボンニュートラルとは

別海町地球温暖化対策実行計画

 町では、温室効果ガスの排出量削減を図るため、「別海町地球温暖化対策実行計画」に基づき各種対策に取り組んでいます。